W
Issue 01 · May 2026

tea · china

龍井茶

龍井茶 / 龙井茶

杭州の緑茶、手のひらで釜に押し付けて平らな刃に炒る — 煎茶に対する中国の答え、そして西洋の評論家が最初に味わうカップ。

手のひらで平らな刃を作る — 煎茶に対する中国の答え。

起源

龍井 — 「龍の井戸」 — は浙江省杭州の西湖一帯に由来する。基準となる畑は 獅峰 — 唐代から茶を育ててきた単一の山腹。梅家塢 が数キロ離れた第二等級、龍井村 が村そのものだ。この三つのいずれかから来る茶のみが 西湖龍井 の保護名称を受ける。

皇室の承認は 1751 年に訪れた — 乾隆帝が南巡の途中で獅峰を訪れ、自ら 18 本の茶樹を皇室茶として分類した。その 18 本は今も柵と案内板と共に立ち、年間収穫量(数百グラム)は希少ワインに匹敵する価格でオークションにかけられる。

FIG. 01

香りの構造

釜炒り(炒青)が中国緑茶を定義する技法だ。茶職人は広く浅い鍋を約 180°C に熱し、素手の手のひらで新鮮な葉を金属に押し付ける — 葉は酸化せず葉緑素を閉じ込めるのにちょうどよく傷つく。結果は日本煎茶の丸めた針ではなく、平らで滑らかな刃だ。

香りのプロファイルは多くの西洋人が「緑茶」と呼ぶもの — 焙煎された穀物、栗、わずかなナッツ味、清涼な草の後味。日本煎茶と比べると龍井は L-テアニンの旨味が少なく、栗の甘さがより濃く、「海」よりも「慰め」と読まれる。

FIG. 02

カップの中で

75–80°C の湯で背の高いガラスに浸出する — そう、急須ではなくガラスだ。中国茶飲は葉が広がる様を見る — 視覚が体験の一部だ。葉二グラム、水 200 ml、三〜四煎。最初の杯は香り、二杯目は風味、三杯目は記憶のためのもの。

FIG. 03

扱い方

信頼できる輸入業者から買う — 龍井は地球上で最も偽造される茶の一つ。本物の西湖龍井は鮮やかな緑、平らに押された、均一な刃の大きさ。安い缶の底の粉は等級短縮の合図だ。光と熱から離れた密閉缶で保管 — 龍井は数か月で酸化する。

参考

  • Hohenegger, Beatrice. Liquid Jade (St. Martin’s, 2006) — 中国茶地理学。
  • Heiss, Mary Lou and Robert. The Story of Tea (Ten Speed, 2007) — 釜炒り技法詳細。
  • 陸羽. 茶経(760) — 唐代中国茶の基礎テキスト。